Greenwich House: Aug. 16, 2005. (黒田雅之、畠山ゆき)

Place: Greenwich House
Date: August 16, 2005.
Personnel: 黒田雅之(TS,SS)、畠山ゆき(P)
Comment: 「見せもんやあらへんで～」（って、やっぱ一種の見せもんか？）

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『京都でいちばん小さな JazzLive のお店』
Greenwich House で初めての撮影です

この日の演奏はこのお二人

サックスの黒田さんと、

ピアノの畠山さん
（ピアノは背中からしか撮れないのでこういうショットで）

この日は２日連続同メンバーでの演奏の２日目
前日のホットなスタイルに対しこの日はクールにということだったのですが、

選曲はかなり暗めながらも黒田さんのサックスはなかなかにアツく、
ブルージーな畠山さんのピアノとあいまってぐっと惹かれものがありました

そしてこの日の黒田さんはちょっと珍しいカーブド・ソプラノも演奏
おもちゃみたいに見えますがちゃんとしたソプラノサックスです

そしてそれだけでなく２管を同時に首にかけて、
（と、これを見れば察しのいい方はわかるでしょうが）

２本同時に吹く！
そう、かの Roland Kirk がやってた吹奏法です

もっとも、彼の演奏で個人的に思い出すのは Kirk よりもむしろ
今は亡きマルチリード奏者の野本和浩氏だったりします

野本氏も２本同時に吹いたり、サックスを口でポンポン鳴らしたりと
黒田さんみたいな多彩な奏法を実践してたミュージシャンの一人でした

こういう演奏ってともすれば曲芸的に見られがちではあるけれど、
こうして音楽表現として極めようする人がまだいると思うとちょっと嬉しいですね

ちなみに、この店は最近けっこう何度も行ってはいるものの
あまりの狭さがゆえに写真撮影はほとんどあきらめていたのですが、

前日のステージを見て「これは撮れる」と踏んで撮影を断行
いやぁ、楽器編成と演奏内容次第で案外と撮れるもんですわ

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