Uploaded on Nov. 3, 2012.

Place: 奏美ホール
Date: October 12, 2012.
Personnel: Bert Seager(P)、吉野弘志(B)、池長一美(Ds)
Comment: 渾然一体のトリオサウンドふたたび

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１年ぶりの Bert Seager トリオ＠奏美ホールです

ピアノの Bert Seager from Boston

ベースの吉野さん

ドラムの池長さん

今年も大津は奏美ホールに出演の Bert Seager トリオ、
演奏は Bert のオリジナル曲を中心にスタンダードも交えて

長年にわたり日本ツアーを共にする吉野さん池長さんと
バッチリ息の合った演奏を聴かせてくれます

同じ編成のピアノトリオでもいろんなタイプがありますが、
Bert の場合はよくある『ピアノ＝お山の大将』的なトリオではなく、

それぞれが対等の立場に立ち、各人の出す音が渾然一体となって
トリオ独特の音場を創り上げる、そんな感じのするトリオです

もちろん演奏全体のディレクションを出すのは Bert なのですが、
それを一音一音慈しみながら全体を包み込むようなサウンドで奏で、

そのピアノにベースとドラムそれぞれが絶妙の間合いで絡んで、
得も言われぬバランスの美しい演奏を紡ぎ出していくのですよね

前回同様に全ての楽器が PA を通さないの生音というのも
演奏の美しさをより引き立てているのはいうまでもありません