Uploaded on Feb. 23, 2014.

Place: CREOLE
Date: November 30, 2013.
Personnel: 木村知之(B,P,Vo) / 西浦達雄(Vo,P)、遠藤真人(G,Cho)、深沢学(Perc,Cho)、九埜元哉(G)
Comment: Jazz Complex Vol.10 (3/3)

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《夜の部その２》

夜の部、二人目はこちら

総合音楽家の木村さん

演奏はまずベースから始まり、
フリーインプロからスタンダードへ

単に楽器を鳴らすだけでなく、声から身振りまで加えて
身体の中から絞り出すような正に全身を使っての「表現」

続いては楽器をベースからピアノに変えて
インプロビゼーションからオリジナル弾き語りへ

これまで何度か木村さんを撮らせてもらったことはありましたが、
ジャズベーシストの姿しか知らなかったのでその多才さにビックリ

ジャンルとかにとらわれない本物の「表現者」のスゴさを
まざまざと見せつけられた、そんな感じのするステージでした

ちなみに、木村さんは音大での西山さんの師匠でもあるのだとか
なんや、エラいのが師匠ですなぁ、ほんま。。。

《夜の部その３》

そしてイベントのオーラスは西浦達雄さんのグループ

ヴォーカル＆ピアノの西浦さん

ギター＆コーラスの遠藤さん

パーカッション＆コーラスの深沢さん

ギターの九埜さん

夏の高校野球のエンディング曲でおなじみの西浦さん、
演奏はオリジナル曲を中心に洋物のポップスなども交えて

これまでの"Jazz Complex"の演奏とは毛色の違う、メッセージが
ストレートに伝わってきてそこから勇気や元気がもらえるような演奏

一見ジャズ畑とはほとんど縁がなさそうに見える西浦さんですが、
じつはかつて西山さんと一緒に音楽を教える仕事をしてたことがあり、

バックの彼らも西山さんの講師時代の音大の学生だったのだとか
そんな縁がイベント出演への流れにつながったのはもちろんですが、

『技巧や技術なんかより音楽にとってもっと本質的に大切な感動』
何よりそれが伝わる演奏をというのが今回の人選の鍵だったようですね

なぜかラストは"Jazz"ではなかったけれど、最後の最後に
いいものがもらえて心温まる"Jazz Complex"の幕締めでした

《夜の部記念撮影》